古文・漢文を学ぶメリットって??
今回はメリットシリーズ第2弾!!
古典漢文を学ぶメリットについてお話しします。
古文や漢文を学ぶ意味が分からない。
なぜ古文や漢文を勉強するの?と生徒に聞かれて、答えに困る教師も多いです。
古文で覚えた言葉を使わないし、、と思っている方もいます。
なので、今回は古文や漢文を学ぶメリットについてお話ししたいと思います。
まず、古文も漢文も「外国語だ」という意識を持ちましょう。
国語なので日本語と思い学習している方も多いですが、
分類としては「外国語」になります。
つまり、古文・漢文を学ぶとほかの外国語を学ぶ際の練習になるのです。
これが一つ目のメリットです。
二つ目のメリットは
「教養が深まる」です。
古文や漢文だけでなく
古典文学を学ぶことはとても大切です。
なぜなら古来の人々の価値観を知ることができるからです。
最近は
といった書籍もたくさん出ています。
例えば『徒然草』から
人は生まれたからには、次第に老い、病にかかり、死んでいく。
しかも、この生・老・病・死の変化は、激しく流れる川の水のように、しばらくも停滞することなく、どんどんわが身に迫ってくる。
いつ死に直面するか分からないのだ。
だからこそ、この人生において、必ず成し遂げようと決意したことは、タイミングなど問題にせず、すぐに実行すべきである。
世間の習わしや周囲の事情を考えて、ためらったり、足踏みしたりしてはならない。
(第155段)
これは「考えたらすぐ実行する」ということを教えられます。
こんな現代社会だからこそ
古来の価値観や考え方から「今使える考え方」を学ぼうというということです。
最近は日本人は西洋思想より東洋思想を学ぼう!という考え方が広まっています。
古典や漢文を通じて「教養」を学び、自分の考え方をアップデートしましょう!!
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。