中山塾のブログ

オンラインサロン「中山塾」設立しました!!http://nakayama-juku.com/超効率的勉強法をお伝えするブログです。学生には好きなことをどんどん取り組んで欲しい。でも勉強をしなければならない。それなら勉強の時間を大幅に減らしながらも最大の成果が出せたらいいのでは?と考えております。「最短の努力で最高の結果を」これがキーワードです。

希代のプレイボーイ在原業平が最期に語った言葉

 
おはようございます!
 
超効率的勉強法アドバイザーの中山裕貴です。
今回は「生き方」についてお話します!!
 
この歌を知っていますか??
 
「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」
「在原業平」の画像検索結果
 
小倉百人一首』に採られた在原業平の有名な短歌です。
 
在原業平は『伊勢物語』の主人公ではないかといわれている人物です。
 
 
「平安のプレイボーイ」とか
「希代のプレイボーイ」とか
とにかく昔から美男の代名詞として語られてきます。
 
在原業平の経歴を調べるとわかりますが
順風満帆な人生ではありませんでした。
 
しかし、恋を通じて「今」を大切にしてきた人物です。
 
そんな彼の辞世の句がこれです。
「つひに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とはおもはざりしを」
 
口語訳だと
誰しもが最後に通る道とは以前から聞いていましたが、
まさか自分にとってのそれが昨日今日に差し迫ったものだとは思いもしませんでしたよ。
 
こんな感じですね。
 
それとは「死」のことです。
 
この歌は業平が「病気で弱ったときに詠んだ歌」とされています。
 
 
時代や国境を越えて「死」は突然やってきます。
「昨日今日とはおもはざりしを」という気持ちで亡くなっていく人が多いのではないでしょうか??
 
 
だからこそ、いつその日を迎えても後悔がないように
一日一日を大事に生きなければいけないのです。
 
生命は有限だからこそ、より深く、より豊かにすることが大事だと
昔から日本人は知っていたのでしょう。
 
ありがとうございました。